冬の養生

東洋医学

立冬を迎え、そろそろ本格的な寒さへの準備をしなくてはならない時期に
なってきました。

 

「冬」の養生は、「腎」への対策です。

 

東洋医学でいうところの「腎」は、先天と呼ばれ、父母より受け継いだ
生命力を意味し、人の成長、発育、生殖に影響を与える生命エネルギーを
「腎気」と呼んでいます。

 

冬になると「腎気」が衰えてきます。

 

それは、生命の減少を意味し、老化を促進させます。

 

ですので、冬は「腎」を補うために、「黒い食材」を積極的にとる
必要があるのです。

 

黒ゴマ、黒糖、黒豆、黒米、海藻類、黒きくらげなどがこれにあたります。

また、これらの食材に身体を温める作用の強い生姜、にんじん、にんにく、
にら、ねぎ、かぼちゃなどを合わせるとさらに効果的です。

 

冬はなによりも「蓄え」が大事です。
冬の寒さに負けない身体をつくるためにも、養生していきましょう。

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